2015年 10月 10日
四次元パーラーあんでるせん |
(店内の様子1)昔ながらの喫茶店の雰囲気ですが、各テーブルには知恵の輪があったり、謎のグッズがぶら下がっていたりします。また、有名人が来店した際のポラロイドが多数貼ってありました。あ。ちなみに写真はマジックが始まる前までなら撮影してもいいよと言われたので撮影させてもらいました。
---------------------
さて、以上は、喫茶店としての部分の紹介でした。つまり普通の部分ですね。店内にはヘンテコなグッズややたら多い有名人のポラロイドなど、装飾だけ見ても突っ込めるところはいくつかありますが、画像を見たら分かるように、ちゃんと喫茶店としてのたたずまいをしていますよね。以下は、画像ではお伝えできない特殊な部分についてです。
---------------------
特殊な部分としては、まず、喫茶店に入るのに、予約が必要である。という点からして、これはただの喫茶店ではないという気持ちにさせられます。それから、入り口に、四次元パーラーと書かれている通り、本当は喫茶店でもありません。だって四次元パーラーですから。なので、別物として考えたほうがストレスがないと思います。喫茶メニューもある四次元パーラーと考えましょう。僕が体験した感覚だと、超能力喫茶という単語の響きでは、どうしても一般的な喫茶店のニュアンスが含まれてしまい、それよりも四次元パーラーと言われたほうが謎過ぎて、逆に解るという感じがしました。
「別物として考えたほうがストレスがない」というのは、通常のお店の接客スタイルとは違うという点です。これに馴染めない場合にストレスを感じるのではないかと思います。たとえば、メイド喫茶という存在を全く知らずに喫茶店に入った人のことを考えてみて下さい。入店時に「お帰りなさいませ。」と言われたら、完全に混乱すると思いますし、ゆっくりコーヒーでも飲みながら読書を楽しもうとしていたのなら、はやく帰りたいと考えるんじゃないでしょうか。やっぱりあれは、メイド喫茶のシステム自体を楽しむことを前提にしたサービスだと思うのです。その上で、喫茶メニューや、メイドとのコミュニケーションがあるのではないかと思うのです。ですから、コーヒーを楽しむだけでも、メイドとのコミュニケーションだけを楽しむのでもなく、メイド喫茶全体のシステムを受け入れて、その中で何を楽しむかということだと思います。(一応言っておきますが、僕は1回だけメイド喫茶に行ったことありますが、正直あんまり楽しめなかった人なので、もっとコアな楽しみ方があるかもしれませんし、何か根本的な間違いもあるかもです。。。)えーっと。ですから、僕が言いたいのは、四次元パーラーというお店のシステムをそのまま楽しむということが、このお店のサービスだということです。お店に入ると、前半は喫茶で、後半にマジックが始まる、という流れなのですが、マジックを楽しむという目的で行く場合は、前半の喫茶部分は、完全に退屈なものになると思います。しかし、僕が思うに、お店に入った瞬間から、もうヘンテコりんなことが起こっていると感じましたので、前半と後半で分けて考えるのでも、マジックを見に行くと考えるのでもなく、四次元パーラーという店のシステムを楽しむことをお勧めしたいです。
by terae-art
| 2015-10-10 00:41
| ┣見てきました